世界で一番安く「リッツ・カールトンホテル」に宿泊できる都市
何処だかご存知ですか?
答えは、マレーシア・クアラルンプール。
一昔前にロングステイブームの場になり、GACKTさんが移住していることで有名ですよね。
泊まりたくても高くて手が伸びない憧れのリッツ・カールトン。
なんとクアラルンプールでは、クラブラウンジ込みで1/3以下(14,000円前後)で宿泊することができます。
2019年の年末年始には、
3泊4日クラブデラックスルーム(ラウンジ利用料込)
=52,000円/部屋で宿泊できました。
この繁忙期に1人26,000円と衝撃の価格です。
安い=サービスの質が落ちる?と心配になる方もいると思います。
安心してください、世界のリッツ・カールトンのハイクオリティなおもてなしを受けられます。
今回は、世界一安い「リッツ・カールトンホテルクアラルンプール」のサービス、部屋、立地について徹底解剖します。
またクアラルンプールの移動手段に関する記事を別で書いたので、興味のある人は参考にしてみてください!
マレーシア・クアラルンプールとは
近年都市化が進んだことで非常に住みやすい国になり、ビジネスも観光にも人気の都市になりました。
イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、3宗教の建築物が入り混じりながらも調和する都市。
下記、簡単な概要と超主観のイメージです。
日本から飛行機で7時間〜8時間
時差は-1時間
物価1/2〜1/3
1RM=25円〜26円
言語=基本英語、その他中国語、マレーシア語
治安良し
インフラは整っている
日本人に優しい
まだまだ発展していく
女子旅向き・女性だけでも安全(夜の繁華街除く)
ホテル周辺の雰囲気
クアラルンプール最大の繁華街。
昼=銀座
夜=渋谷
の雰囲気を醸し出す「ブキッビンタン」から少しだけ離れた閑静なエリアにあります。
リッツ・カールトンは、夜になると大騒ぎになるエリアからは離れており、高級ショッピングモールPAVILION付近にあるため昼夜問わず落ち着いた時間を過ごせます。
アクセス
最寄駅:MRTブキッビンタン徒歩7分
代表的な行き方を紹介します。私は空港かGrabを使って直接向かいました!全部試しましたが、Grabが一番楽ですね。
クアラルンプール国際空港から
Grabを利用してタクシーで直接向かうか、空港エクスプレスと地下鉄MRTを利用して電車で向かうかの2択をオススメします。
Grabを利用
アプリを使ってGrabでターミナル出入り口に呼びましょう。行き先を改めて伝えて後は乗っていくだけで最も楽な方法です。
2人以上ならGrabの方が安いです。
所要時間=1時間弱
金 額=60RM〜70RM
電車を利用
空港からKLセントラル駅まで向かい、KLセントラル駅でMRTに乗り換えて向かいます。
「せっかくだからマレーシアの電車を体験したい」という人以外は、複数人ならGrabで行った方が安い上に楽です。
所要時間=1時間弱
金 額=55RM(空港エクスプレス)+2RM(MRT)
KLセントラル駅から
KLセントラル駅から徒歩5分程度にある、Muzium Negara(ムズィウム・ネガラ)駅を利用してください。駅名が違うけれど同じ場所にある駅です(東京駅と大手町駅のようなもの)。
そこから8分ほどでブキッビンタン駅に到着します。
クラブデラックス徹底解説
クラブデラックスルームですが、通常のデラックスルームと変わりはありません。
リビング
部屋のサイズは40m2と十分な広さ。清潔なキングサイズベッドにL字ソファー。
ソファーの向かいにはデスクがあります。大きい机のため余裕を持ってデスクワークができます。
クローゼット・ミニバー
入り口の横にはクローゼットが。クローゼットにバスローブが一着
洗面所にバスローブがもう一着と分けて置いてあります。クローゼット内にスチームアイロンや金庫がありますよ。
ミニバーには嬉しいコーヒーメーカーが。ミネラルウォーターも二個置いてあります。
ミネラルウォーターは常に補給してくれるので、ちょっと外出した隙にバトラーが追加してくれるのも嬉しいです。
バスルーム
非常に清潔でとても広いバスルーム。アメニティは十分にそろっています。
タオルは3種類。清潔なバスタオル、フェイスタオル、スポーツタオルが人数分用意されていて、アメニティとタオル類は毎日交換・補充してくれます。
湯船とシャワーは別々です。
湯船にはモニターがついており、テレビを見ながら入浴できます。
またバスソルトも完備してあるので、半身浴もいいですね。
シャワーチェック!水圧は良好なのでご安心を。
頭上にもシャワーがありますので、蛇口の回す方向には気をつけてください。
もう一つのバスローブはバスルームのドアにひっかかています。鏡のリッツマークがおしゃれ。
クラブラウンジ体験記
クラブラウンジ位置:1階(G)
今回宿泊した部屋はクラブデラックスルームです。
通常のサービスに加えて、クラブラウンジ等の追加サービスも利用できました。
通常利用できるサービスも素晴らしいものが多く、一日中ホテル内でくつろいで快適に過ごすことができます。
ホテル内で一日楽しめる
ホテルの利用できる設備はざっくりこちら
用途にもよりますが、リフレッシュが目的の方でしたら一日中ホテルで楽しめます。
下記が私のホテルでの過ごし方です。
活用例
朝起きて朝食に向かい、
部屋で落ち着いたらプールでゆったりしながら読書。
ラウンジで昼食を軽く取ってホテル内にあるショップでお買い物。
15時ごろにラウンジへ行きアフタヌーンティーを楽しみ、フィットネスジムで汗を流す。
夕食をとったらラウンジのカクテルタイムでお酒と軽食を嗜む。
こんな素晴らしいひと時を過ごすことができます。
チェックイン後 別フロアへ
宿泊者は、チェックイン後に別棟へ移動します。フロントがある方の入口とは別になります。
ブキッビンタン駅から歩いて手前側がフロント、奥側が宿泊棟の入口です。
クラブラウンジは宿泊棟の1階(G)にあります。
下写真はフロントです。
フロントで受付を済ませると、クラブフロアへホテルマンが部屋まで案内してくれます。入口左のエスカレーターを上がります。
エスカレーターを上がってバーラウンジを通り抜けると、クラブフロア専用のエレベーターがあります。
クアラルンプールのリッツ・カールトンは2棟に分かれて建っております。
フロントで受付を済ませた後は、隣の棟まで歩いていくイメージなので気持ち遠いなと感じるほどの距離です。
食事の提供時間
”一日中ラウンジに入り浸りたい気持ちにさせてくれる”。 そんなリッツ・カールトンのクラブラウンジ特典の目玉は毎時間フリードリンク、フリーフードです。
ここクアラルンプールの激安リッツでも、他都市のリッツに負けず劣らずのラウンジサービスが提供されています。
【リッツカールトンクアラルンプールのフードプレゼンテーション】
06:00〜11:00 朝食
12:00〜14:00 ランチタイム
14:30〜16:30 アフタヌーンティー
17:00〜20:00 カクテルサービス
18:00〜20:00 ディナータイム
20:00〜22:00 デザートタイム
朝食・ランチタイム
朝食はたくさん種類があるわけではないですが、無料サービスなので十分です。
ランチタイムもほとんど朝食と変わりません。主食メニューが一点追加される程度です。
サンドイッチが個人的には美味しかったです。
卵と野菜、サーモンがサンドされてました。
ナシゴレンやヌードルです。
結構人気で何度か補充されてました。
オムレツの具材は口頭で伝えましょう。
とりあえず「オニオン」「ベーコン」「チーズ」と伝えれば間違いなく美味しいです。
ブュッフェを盛り付けるとこういう形になります。
箱に入っているのは焼きそば風ヌードルです。
アフターヌーンティー
リッツ・カールトンの目玉です。
有料のメニューよりは多少質が下がりますが、毎日楽しめる味です。
写真一番下のフードは、カレー味のスープ付きヌードルです(マレーシアの定番料理だとか)。
カクテルタイム
カクテルタイムは3時間と短いですが、高級なお酒を楽しむことができます。
大体のお酒は注文すれば用意してもらえます。
ウエイターも常に気を配ってくれ、お酒が無くなればすぐに注文を取ってくれます。
おつまみは1日中提供しているので、自由に取ることができます。
ディナータイム
お肉などのメインディッシュはそこまで多くないため、「少し物足りない…」と感じる人もいるかもしれません。
クアラルンプールで食べてる!という感覚はないので、もし現地飯を食べたい方は外に行った方がいいでしょう。
チキンや魚、野菜やチーズが温かい状態で提供されていました。
デザートタイム
デザートは基本バタークリーム。紅茶と一緒に美味しいスイーツが楽しめます。ケーキ、エクレアなどなど・・・。
買い物で疲れた体も癒されます。
サプライズのチョコケーキ
部屋から外出している間にバトラーがサプライズでチョコケーキを置いてくれました。
こういった細かいサービスがリッツ・カールトンの良さですね。
美味しくいただきました。
クラブフロア・ラウンジの利用条件
クラブフロアとは、ホテルの中でもワンランク上の客室やサービスが用意された特別フロアのことを指します。
クラブフロアに宿泊する最大のメリットは“クラブラウンジ”を利用できること。
ラウンジにはジュースや紅茶、コーヒーなどのドリンクを無料で注文でき、軽食も自由に楽しめます(もちろんこちらも無料!)。
特にリッツ・カールトンではアフタヌーンティーのセットが目玉です。
夕方から夜にかけてはデザートやアルコールの提供もあり、滞在を通してのんびり過ごせます。
滞在中の様々なサポートをしてくれる専属コンシェルジュも常駐しているので安心。
観光やプレゼントの手配など至れり尽くせりなサービスが付いており、
一度クラブフロアに宿泊すると病みつきになります・・・。
クラブルーム宿泊者のみ
リッツ・カールトンでは、“クラブ〜”と名の付く客室が当てはまります。
一般フロアとは一線を画し、クラブフロアに行くにはルームキーが必要などの立ち入り制限があることが多いため、その特別感から「ホテルの中の小さなホテル」と呼ばれることもあります。
ドアマンが常駐しており、中まで毎回エスコートしてくれます。
AMEX SPGゴールド会員でもNG
リッツ・カールトンはSPGマリオットグループです。
大体の系列ホテルが、アメックスのメンバーシッププログラムでラウンジに入ることが出来ますが、リッツ・カールトンだけはNG。
私はアメックスプラチナカードを持っております。ホテルメンバーシッププログラム特典で、マリオットゴールド会員の資格(SPGゴールドのステータスマッチ)が付いてきますので、お部屋のグレードアップのみ可能です。
具体的な特典を紹介します。
マリオットゴールド会員の特典
- 部屋のアップグレード(空室状況による)
- 朝食2名まで無料
- ラウンジ利用無料
- 16時までのレイトチェックアウト
リッツカールトンゴールド会員の特典
- 部屋のアップグレード(空席状況による)
- +2時間までのレイトチェックアウト
同じゴールド会員でも、リッツ・カールトンのみ内容が違います。
マリオットではラウンジ利用ができますが、リッツではできません。
しかし、部屋のアップグレードの可能性とレイトチェックアウトだけでも相当な価値があります。
リッツ・カールトン含むマリオットグループで宿泊される方は、是非アメックスのメンバーズカードを発行しましょう!
フィットネスジム
位置:4階
営業時間:6:00〜24:00
部屋に入るにはカードキーが必須です。
更衣室はサウナ・ジャグジールームを使いましょう。
同じ4階フロアにあります。
最新機器が揃っていますので、普段通っているスポーツジムと遜色のないトレーニングができると思います。
ミネラルウォーターやタオルは完備されております。
トレーナーなど従業員は常駐していないので、ウエイトトレーニングをされる方はご注意ください。
ランニングマシンが最新で、
・Bluetoothイヤホン接続
・SNS連携
・YOUTUBE閲覧
など様々な機能が使えました。
屋外プール
位置:4階
営業時間:6時〜20時
屋外プールは2つあります。
フィットネスジムの隣に位置しています。
まず1つ目のプールは入ってすぐにタオルや日焼け止めが置いてあります。バーカウンターも併設。
4つの4人掛け机と、リクライニングチェアが10個ほど設置してあります。
子供が多い印象でした。
奥のSPAへ向かう道にある2つ目のプールは穴場。
大人が多めで、落ち着いた空間が広がっていました。
ただし周囲に工事中の建物が非常に多いため、静かなリゾートの雰囲気はありません。
あまりプールには期待しすぎない方が良いと思います。
サウナ・ジャグジー
位置:4階
営業時間:6:00〜20:00
一番穴場で最高のアクティビティです。
私は滞在中2回利用したましたが、
誰も使っている人もいませんでした。
綺麗なロッカーに、綺麗なサウナ、綺麗なジャグジー。
日本のスーパー銭湯(ラクーアなど)で楽しんでいるような気分でした。
サウナ内の写真は撮れませんでしたが、清潔具合と穴場具合が伝わったかと思います。
まとめ
世界で一番安いリッツ・カールトン・クアラルンプール。
この価格帯でクラブフロアに泊まれることは、他の都市では絶対ないのでクアラルンプールに行かれる方は是非検討してください。
泊まるならクラブフロア一択です。
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